博多が生んだ中国輸入玄人。原之薗聖二のブログです。

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中国輸入OEM/ODMの工場をアリババから探す方法

原之薗です。

 

「上海での交渉先の工場は、アリババから見つけたものですか?」

というコメントを頂戴したので、本日はOEM/ODMなど取り組む際の、自社製品製造の委託先、「工場の見つけ方」について解説したいと思います。

 

結論から先にお伝えすると、今回わたしが訪問した工場は、アリババで見つけた工場です。

複数の販売者から購入し、テスト販売、品質チェックなどを数ヶ月行い、厳選した工場にアポを取り商談に向かったという流れです。

 

工場の見つけ方、その過程をお伝えします。

今回の内容はあくまで原之薗がおこなっている方法で、他にも方法がありますが、アリババでの見つけ方にフォーカスをしてお話をしていきます。

 

手順

まず、アリババのサイトを開き狙っている商品のキーワードを入力します。

下画像の【经营模式】を選択します。

例では「手表(時計)」というキーワードを入力しています。

そうすると以下のようなタブが開くので、【生産加工】選択します。

こうすることで、生産加工の出来る店舗(工場)のみが一覧に表示されるようになります。

【生産加工】の左側のタブ【所有地区】で工場の地域を絞り込むことも可能です。

とっても簡単です。

 

用語の解説と注意点

生产加工 … 生産と加工

经销批发 … 卸売流通

招商代理 … 販売代理

商业服务と经营模式は今回は特に必要ないので割愛します。

 

■生产加工

【生产加工】の工場であれば確実にOEM/ODMができるかというとそうでもありません。

生产加工は生産工場のみの場合と加工工場のみの場合、または両方ともおこなっている工場があります。

 

加工工場のみの場合はOEMはできますが、ODMができない場合があります。

生産工場のみの場合は、既製品のみ製造しているケースがあります。

もしくは生産工場と加工工場が離れた場所にあるなどのパターンもあり、このあたりは実際に問合わせてみなければわからないことが多々あります。

 

ある程度の規模感がある工場であれば、どちらも1つの敷地内でおこなっている可能性が高いです。

 

■经销批发

卸売流通とは簡単に言うと、「問屋」のような場合と、生産加工工場への注文の間に入っている会社の場合があります。
※厳密に言うと少々異なりますが、わかりやすくするためにそう表現しています。

そのため、OEM/ODMを受け付けてくれる場合もあれば受けてくれない場合もあります。

 

■招商代理

その名のとおり、販売を代理している会社なので、OEMやODMはできません。

場合によっては受けてくれることもありますが、間に1社入るため費用的にも時間的にも効率的とは言えません。

 

■注意点

OEM/ODMを依頼する際はなるべく、「生产加工」か「经销批发」に絞ったほうが効率的です。

できれば生产加工。

希望とする工場が生産加工で検索して出ない場合は、经销批发という具合です。

とはいえ、最終的には問合わせてみないことにはOKが出るかわからない。

ということも念頭に入れておいてください。

 

工場の規模の見方

先ほど、「ある程度の規模感がある工場であれば、どちらも1つの敷地内でおこなっている可能性が高いです。」というお話をしました。

ではあらかじめその工場がどの程度の規模感なのか判断する方法をお伝えします。

アリババ商品ページ上の【公司档案】をクリック(下画像参照)

すると、会社概要ページに飛びます。

・資本金

・設立時期

・従業員数

・店舗面積/工場敷地面積

・所在地

・運営形態

など様々な情報を拾うことができます。(下画像は一部分を抜粋したものです)

こういった情報からその工場(店舗)の規模感を推測することができます。

たまに会社概要があまり記入されていない会社もありますが、そういった基本的な部分を疎かにしている会社は、あまり信用ができないとも言えますね。(中にはそれでもちゃんとした工場はあるので、あくまで可能性の話です)

先日わたしが訪問した工場は、下画像のような感じでした。

これを見ていただけると、「資本金2億以上か…」とか「敷地ひっろ!農業じゃん。」となると思います。

このような感じで工場規模を推測することが可能です。

 

思考を広げることも大切

既に取引のあるアリババのセラーがいるのであれば、今日の内容を確認してみると良いかもしれません。

「このセラーの商品はクオリティが安定してるんだよな…。」

と思って会社概要を見てみると、やっぱりちゃんとした工場なんだな。

と当たり前に思うこともあれば、この会社すごくこじんまりしているのにちゃんとしてるな!

と予想外に思うこともあると思います。

 

逆を言えば、小さくてもちゃんとしているセラーの方が、大きなセラーよりも柔軟な対応をしてくれる可能性は高いと言えますね。

 

既にある商品でクオリティの高いセラーと取引しているのであれば、そのセラーにOEM/ODMの相談をしてみる。

というのも有効な手段です。

もちろん、セラーによって得て不得手はあると思いますが、普段から品質がそこそこの会社にお願いするよりも、「良いものを生産してくれる可能性が高い」という意味合いです。

 

工場検索時の注意点

工場を「キーワード」からアリババ上で探す際に、ある程度キーワードを絞り込んでいないと【经营模式】のタブが出てこない場合があります。

「手表」で絞ると上記のように詳細検索のタブが表示されますが、キーワードが長すぎると以下のような検索結果になります。

その商品を端的に表すキーワードを入力するようにしましょう。

これは通常の商品リサーチにも言えることなので、覚えておいてください。

 

まとめ

・アリババの検索一覧の【经营模式】から「生产加工」か「经销批发」で絞り込む

・工場の規模推測は【公司档案】(会社概要)から

・規模によって対応の違いはある

・検索する際はキーワードを絞り込むことが大切

 

中国本土ではそれぞれの商品ジャンルに強い地域というものが存在します。

■アパレル系は広州、杭州

■エレクトロニクス系は深セン

というのが一般的ですね。

上海は材料系なんかが多いようなイメージです。
※個人の感想です

北京方面なんかはリュックとかのカバン類が多いようなイメージです。
※あくまで個人の感想です

といっても、その地域じゃなければ良いものが作れないわけではありません。

確率論的な話であって、最終的にはその工場次第です。

 

密に取引する工場との繋がりは売上に直結しますし、セラーとしての大きな力になります。

最初のうちは手広くやるのもひとつの手段ではありますが(実際にわたしもそうでしたし)、少しづつ間口を狭めて効率化、集中化したほうが公私ともに充実する気がします。

 

あるいは既に「このジャンルはここにお願いすると良い」など現地の情報や商品知識、経験豊富な人にお願いすることですね。

大きく時間を短縮することが出来ると思います。

 

どこを目指すのかにもよりますが、参考になれば幸いです。

わたしに分かることであれば、相談してもらっていいですよ(笑)

 

ということで、アリババからのOEM/ODM委託先の工場を見つける方法でした。

他の方法についてはまたいずれ記事にしようと思います。

 

ではでは。

 

PS

明日から1週間北海道に家族と行くのですが、見事に風邪をひいてしまいました…。

子供たちが先週ヘルパンギーナとか手足口病とかにかかっていたので、完全にその影響ですね(^^;

今日は風邪薬と栄養ドリンク飲んで明日に備えます(笑)

 

北海道では、月商7000万とか5000万とかそれこそ億クラスの物販モンスターたちと交流してきます。

BUPPAN!!の集まりです。
http://www.say-g.click/buppan

面白い情報があれば、またシェアしますね!

 

著者プロフィール

原之薗 聖二~物販極者~
1989年福岡県福岡市生まれ。息子1人、娘2人の三児の父。博多が産んだ中国輸入玄人(自称)
日中貿易協会ボードメンバー兼本部マスター講師。プレイヤーとして販売する傍ら、常に最前線で使えるノウハウや情報、個人レベルでの物販ビジネスの構築方法、会社レベルでの組織作り、少人数で売上をUPさせるプロセスを伝えている。

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